活動レポート

ラオ・フレンズ小児病院開院8周年記念式典開催2023.02.10

ラオス

2023年1月27日(金)、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)の開院8周年記念式典が開催されました。

 

 

 

式典には、現保健大臣のBounfeng Phoummalaisith氏と前保健大臣のBounkong Sihavong氏をはじめ、ラオス政府関係者の皆さまがご参列くださいました。その他サポーターの皆さまが各国より駆け付けて下さり、皆さまよりあたたかいお言葉をいただきました。

 

開院から8年、LFHCは大きく成長しました。現在、11の診療病棟と61床のベッド数を完備し、177名のラオス人スタッフが働く活気ある病院です。昨年には、首都のビエンチャン以外では唯一となる重症病棟(HAU)をオープン。新しく授乳室も設け、現在ラオスで初となるミルクバンクの設立準備を始めています。ラオス北部で高く評価されている新生児病棟に関しては26床に拡張するなど、少しずつですが着実に現地に根付く病院として前に進んでいます。

 

病院の活動規模だけではなく、ラオス人スタッフにも成長がみられ、開院当初は外国人ボランティアに頼っていたローカルチームも、今ではラオス人スタッフが管理職やリーダー格に昇格し、その役割を担えるまでになってきています。看護部長にはMaly Chittapaiが昇格、ラオス人では初めての部長職に就きました。駐在の外国人スタッフやボランティアの経験はとても貴重ですが、ラオス人スタッフが自分たちで自分たちの道を切り開いていく、現地化に向けて歩み始めています。

 

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