カンボジアでの活動 活動について

課題

AHC Celebrates 20 Years

“質の高い医療にアクセスできるのは一部の子供たちだけ”

1974年から5年間続いたクメール・ルージュの統治時代に、約150万人のカンボジア人が命を落とし、1979年に生き残った医師は50人以下。、団体創設者の井津が最初に訪れた1990年代のカンボジアは、病気ケガ栄養失調で苦しむ子供たち、また、地雷の被害に遭いながら治療を受けられずにいる子供たちが大勢いました。
私たちはその課題を解決するため、1999年にシェムリアップにアンコール小児病院を設立1日400人以上の子供たちの治療を行いながら医療従事者の教育にも力を注ぎ、国の医療水準向上に貢献してきました。
しかしそれでも清潔な飲料水の欠如、栄養失調、不衛生等、貧困が遠因となる病気で来院する患者さんも多く、予防できる病気で亡くなる子供たちがいます。
カンボジアでは、人口の35%が貧困状態にあり、34人に1人の子供たちが5歳の誕生日を迎えることができません。

カンボジアの現状ユニセフ「世界子供白書2019年」より

※新生児及び5歳未満児死亡率は、出生数1,000人あたりの死亡数

※妊産婦死亡率は、出生10万人あたりの死亡数で、当該時期に妊娠関連の原因により死亡した事例が対象。 

プロジェクト概要

1999年、カンボジアのシェムリアップに、アンコール小児病院(AHC: Angkor Hospital for Children)を開院し、医療・教育・予防を活動の柱として子供たちの診療にあたっています。2013年に念願だった現地化を果たし、現在は「カンボジア人のカンボジア人によるカンボジア人のための病院」として、現地スタッフが主体となって運営しています。
現在、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANでは、助成事業の一環として支援を行っています。

新生児から15歳までの子供たちを対象に、24時間態勢の救急病院として診療を行っています。外来、入院病棟、集中治療室、歯科、眼科、新生児ケア等を提供し、“Compassionate care”(全ての患者さんに対して、我が子を思うのと同じような気持ちで接し、ケアをする)を実践しています。1日400人以上もの患者さんが訪れ、開院以来のべ220万人以上の子供たちを治療してきました。
アンコール小児病院では国内全域の医療スタッフの育成も行っており、カンボジア保健省から教育病院として認定されています。院内スタッフは、海外から招いた専門家等から日々指導を受け、知識や技術を磨いています。また、カンボジア国内の他病院の医療関係者、医学生・看護学生、政府機関で医療・保健衛生に携わる人等にも、研修やトレーニングを行い、国全体の医療レベル向上に貢献しています。
地域保健医療活動は、農村部の子供たちが健康な生活を送ることができるように、地域コミュニティの人々と共に行う活動です。医療(Treatment)、教育(Education)、予防(Prevention)の頭文字をとった通称TEPトラックを活用し、村々を訪問して、基本的な健康・衛生教育等を行っています。子供たちが単に生き延びることだけを目的とせず、健やかに育ち未来を描いていけることを目指しています。

ラオ・フレンズ小児病院(LFHC: Lao Friends Hospital for Children)

開院日1999年2月

場所カンボジア・シェムリアップ

スタッフ数519名(98%がカンボジア人)

診療科・部門外来、入院病棟、救急治療室、新生児科、手術室、検査科、薬局、放射線科、慢性疾患科、腫瘍科、集中治療、
眼科、歯科、ソーシャルワーク、理学療法、栄養、アウトリーチ

患者統計

このプロジェクトの動画

  • アンコール小児病院

  • その他さまざまな動画をご覧いただけます

ボランティアを募集しています

アンコール⼩児病院では、必要な技術や知識を持ち、カンボジア人スタッフを英語で指導してくださるボランティアを随時募集しています。
詳しくは、現地ボランティアをご覧ください。

関連施設:ビジターセンター 

病院の敷地内に観光客向けの見学施設「アンコール小児病院ビジターセンター(Angkor Hospital For Children Visitor Center)」があり、ビデオやパネルでアンコール小児病院の活動を紹介しています。また、オリジナルグッズやカンボジア製品等も販売し、その売上の一部は病院の運営資金にあてられています。センターの見学は予約不要ですので、開館時間内にお気軽にお越しください。

グループ・団体の場合は、事前予約をおすすめしています。ビジターセンターまで直接ご予約いただくか、こちらのフォームからご予約ください。
(※ビジターセンターは英語対応ですが、ビデオやパネルは日本語対応しています。)

開館時間 毎日8時~18時(休館日:カンボジアの祝祭日)

Friends Gallery House no.6, Unit 1, Thongchaleun village,
Luang Prabang District and Province, Lao PDR
Tel/Fax : +856(0) 71 252096

【お願い】
・患者さんのいる本館の病院棟は、一般の方の立ち入りをご遠慮いただいております。
これは、感染症等から訪問者を守るためや、患者さんのプライバシーを守るため、さらに、医療従事者の研修等で常に院内が混雑しているため、病院の活動に支障をきたさないよう、皆さまにお願いしているものです。あらかじめご了承ください。
・アンコール小児病院敷地内は、子供の人権を守るために、写真及びビデオの撮影を禁止しています。

カンボジア王国 概要

人口 約1630万人(2018年IMF推定値)
首都 プノンペン
面積 18.1万平方キロメートル(日本の約半分弱)
公用語 カンボジア語
民族 人口の90%がカンボジア人(クメール人)
宗教 仏教(一部少数民族はイスラム教)
季節 熱帯性気候(雨季6月~11月、乾季12月~5月)
気温は年間を通じて高く、雨季は1日に数時間雨が激しく降り,町のあちこちに水たまりができ,道路が冠水することもある。
アクセス 日本から首都プノンペンまでの直行便で約6時間半
産業 農業(GDPの25.0%),工業(GDPの32.7%),サービス業(GDPの42.3%)
GDP(名目) 約241億米ドル(2018年,IMF推定値)
産業 サービス業(GDPの約42%)、農業(約17%)、工業(約29%)。(2016年ラオス統計局)
在留邦人数 約3,500人(2017年10月時点,在カンボジア日本大使館在留邦人数調査)
在日カンボジア人数 11,210人(2018年6月時点,入管統計)

出典 :

外務省ホームページ  https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/laos/data.html
外務省ホームページを加工して作成 (世界の医療事情>カンボジア>4衛生・医療事情一般)  https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/laos/kankei.html
外務省ホームページを加工して作成 (世界の医療事情>ラオス>4衛生・医療事情一般)  https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/cambodia.html

イベントEvent

活動レポートReport

  • 事務局のスタッフ等が、
    日々の活動の様子を
    お伝えします

  • 赤尾看護師が、
    ラオスでの活動の様子等を
    お伝えします

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