【2024年ご挨拶】 | お知らせ |フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN

お知らせ

【2024年ご挨拶】2024.01.22

1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

新年早々の災害や事故により不安な年の始まりとなりましたが、ラオ・フレンズ小児病院（LFHC）にとっては、2024年にラオス政府との間で調印された覚え書きが新たに更新される大事な年でもあります。昨年までに、看護部長、医療部長、医療教育部長、総務部長、総務副部長のポジションにラオス人が着任し、院内リーダーシップの中心が外国人からラオス人へと移行が進みつつあります。ラオス人による病院運営という最終ゴールへ向けた階段を一つずつ着実に上っていることを実感しておりますが、病院を作り運営までも引き渡していくという活動はラオス国内でも珍しい経験ですので、非常に繊細で壊れやすい時期でもあると感じております。安定した力を備えるまでには、もう少しの時間とサポートが必要になるとも実感しているところです。

皆さまには、引き続きラオ・フレンズ小児病院の活動と成長を見守っていただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。随時現地での活動報告も行ってまいります。皆さまからのご意見、ご感想、こんな報告をお願いしたいなど、ご希望がありましたら是非お寄せください。

皆さまにとって2024年が健康で穏やかな日々となりますことをお祈りいたしております。

ラオ・フレンズ小児病院看護師

フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN 代表

赤尾和美