ASAPプロジェクト2025.09.02
ラオス
日本車椅子シーティング協会(JAWS)国際委員会の一事業である『アジア姿勢保持プロジェクト(ASAP)』。これまで、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)の障がい児クリニックへ様々な形でサポートいただいており、昨年10月には、LFHCの理学療法士であるLarと看護師のKouを日本での研修に受け入れてくださいました。一人一人にあった器具やいすの作り方、使い方はもちろん、対応方法に関しても丁寧に指導していただきました。
ASAPさんには継続的にサポートいただいており、先月、障がい児クリニックの患者さん個々にカスタマイズした座位保持椅子を作って下さいました!

座れることで世界が変わる!
ラオスでは、障がいのある子どもたちは床に寝かせられていることが多くあります。何時間もの間支えもなく、横たわったままの状態が続くことで、身体に深刻な危険が生じてしまう可能性があるため、こうして、座れるようになることはとても重要です。
座れるようになることで、呼吸、摂食、コミュニケーション能力、全身の姿勢改善、そして、身体の変形を防ぐことに繋がります。子どもたちが本来あるべきベストな生活の質を得ることができ、ケアする家族も心が“ほっと”する安心感を持つことができるようになります。

安全に、そして長期的に効果が保てるよう、安全な使用方法と組み立てに関するワークショップも数日間にわたって開催して下さいました。
ASAPチームのこうした継続したサポートにスタッフ一同心から感謝いたします。
子どもたちが必要とするケアが届けられるよう、そして、子どもたちの生活の質がより良いものになるように、チーム一丸となってこれからも頑張っていきます!





































