活動レポート

LFHC:病院だより2021.05.16

ラオス

患者統計

 

4月以降ラオス国内において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急速に広がり、感染拡大予防策として国内でのロックダウン措置が取られています。5月16日時点で感染者数総数1,591名、死者2名と発表されています。(在ラオス日本国大使館より)

 

ルアンパバーンでもロックダウン措置が取られており、その影響もあり、4月の来院患者数に減少が見られました。ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)では治療が必要な患者さんの付き添いを1名に限るなど、感染予防及び拡散防止の対策を実施し、患者さんと家族、スタッフや関係者の健康と安全を守るため細心の注意を払いながら治療を行っています。また、すべてのエリアにおいて看護師と医師はWHOが推奨する個人防護具を装備し対応に当たっています。

 

LFHCのトリアージは、コロナ感染のリスクがあると特定された患者さんを直ぐに隣接するルアンパバーン県立病院の隔離施設へ紹介し、検査を受けられるよう体制が整えられています。

 

 

 


 

LFHCは医療を提供するだけではなく、教育病院として、継続的に医師、看護師や医療従事者へ医療教育を提供しています。

 

▼ラオ・フレンズ小児病院の教育活動▼

https://fwab.jp/activities/education/

 

 

先月、院内において第1回目の他業種合同の新生児研修が実施されました。栄養チームの医師、看護師、スタッフが集まり新生児の食事と輸液管理、壊死性腸炎(腸の細菌感染)、低血糖及び高血糖(血糖値の不規則性)、臍静脈カテーテルの挿入等について学びました。今後、このセッションは継続して毎月実際される予定です。

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  • 事務局のスタッフ等が、
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  • 赤尾看護師が、
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