Kor Xongちゃんのストーリー2021.10.05
ラオス
お父さんに連れられてラオ・フレンズ小児病院(LFHC)にやってきたKor Xongちゃん(5ヶ月)。山の上の方に住んでいて、LFHCに辿り着くまでに2時間以上時間がかかりました。
すぐに救急病棟に運ばれ、診断の結果、重度のチアミン欠乏症(ビタミンB1欠乏症 Beri Beri)と分かり、治療が開始されました。Beri Beriは、ラオスではよく診られる症状で、命をも脅かす疾患です。発作が出てしまい。我が子がどうにかなってしまうのではないかと、とても不安そうなお父さん。スタッフによる懸命な治療により症状は落ち着き、現在は、入院病棟で治療を受けています。
Korちゃんの状態が良くなり、お父さんの顔に笑顔が戻りました。そして、Korちゃんの命を救ってくれた看護師と医師に感謝の言葉をかけてくれました。こうした感謝の言葉を聞いて、スタッフは、もっと頑張ろう、という気持ちになります。これからも、LFHCに来た子供たちが笑顔で元気に家族のもとへ帰っていけるように、質の高い心のこもった医療(Compassionate care)を提供していきます。