活動レポート

COVID-19センターでの勤務2021.11.26

ラオス

ルアンパバーン県には、新型コロナウイルス感染症の患者さん用に隔離療養施設が数カ所あり、その一つが、ルアンパバーン県立病院内にあるCOVID-19センターです。

 

家族の感染に伴い子供たちも含まれることから、LFHCのMengyang医師とKhammaly看護師から自分たちも患者さんのケアをサポートしたいと申し出があり、チームに加わることになりました。先週は8名の患者さんが療養中でそのうちの一人は、先天性腸閉塞症の新生児で、1週間前に手術を受けたばかりでした。このような小さな赤ちゃんの採血や処置の経験があまりない県立病院のスタッフに代わり、Mengyang医師とKhammaly看護師が対応にあたっています。

 

COVID-19センターで働くということは、2週間ほどは現場を離れることが出来ず、LFHCに復帰するためには、さらに1週間ほどの隔離期間を経る必要が出てきます。ここまでしてなぜCOVID-19センターのチームに加わりたいと思ったのか聞いたところ、Mengyang医師は、「私は医師で彼らは私の患者さんです」、と答えてくれました。Khammaly看護師も同じ気持ちで、二人で出来る限りのことを頑張ってくれています。

 

LFHCだけに限らず、ケアを必要とする場所に自ら入っていき、目の前にいる患者さんのことを第一に考えて行動する二人をとても誇りに思います。

 

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