冬の募金キャンペーン【2022年1月末まで】2021.12.01
ラオ・フレンズ小児病院での医療費は無料。診察・処置・手術・薬・入院などの費用はかかりません。けれども実際には、それ以外の医療関連費用がかかることがままあります。その場合、経済的な理由で治療を断念せざるえないケースも。
あと少しのお金で、助けることができる命があります
“患者さんケア”にご支援をお願いします
“患者さんケア” に含まれるもの
専門医による医療費
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外注の検査費用
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輸血費用
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通院のための交通費
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治療に必要な備品や装具費用 | 葬儀費用や埋葬料など |
※備考欄に「冬募金」とご記入下さい
患者ストーリー
自宅出産で生を受けたムットちゃんは、生後2日目に郡病院で先天的に肛門がふさがっている“鎖肛”と診断され、そのままラオ・フレンズ小児病院(LFHC)に救急車で搬送されてきました。即刻要手術の状態でしたが、新生児の手術には専門性が必要で、首都ビエンチャンへ再転送しなければなりませんでした。ところが、ご両親は「行かない」と言い出したのです。それは、経済的に負担ができないという理由でした。
LFHCでは、院内で提供する治療(手術を含む)、検査、ケアはすべて無料で行っています。しかし、専門性の高いものや新生児の先天性疾患などは、首都ビエンチャンの専門病院へ転送しなければなりません。その場合は、交通費や他院の治療費などが自己負担になってしまいます。
ムットちゃんは手術で回復する見込みが大きい、とご両親に説明し説得しても、やはりどう転んでも資金繰りが難しい。手術と滞在費などで約7〜8万円の費用です。LFHCでは異例の緊急検討会を行い、初めての院外手術サポートを決定しました。無事に手術を終え、5日後にLFHCに戻ったご両親の顔には笑顔が!ムットちゃんはその後もすくすくと成長し、現在2歳になりました。 こうしたケースは、他の疾患でも月に数件はあります。そして、院外でかかる医療関連費をサポートするために作ったのが“患者さんケア”というサポート枠です。
例えば
1,000円で粉ミルク2週間分
3,000円で専門家による治療費1回分
5,000円で患者さんの輸血費用5回分
※備考欄に「冬募金」とご記入下さい
キャンペーンのチラシはこちらからダウンロードできます