スウェーデン留学に向けて2021.11.29
みなさんこんにちは!今月も本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。千葉大学国際教養学部1年の中島陽人です。フレンズでは今年の夏に約2ヶ月間インターンをさせていただきました。時々Twitterに登場していたので覚えていただけていると嬉しいです笑。
学生ブログ11月号は、僕が関心のあるテーマを書きたいと思っています。ブログを書くのは初めての経験で拙い部分もあると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
まず、はじめにインターンの振り返りをしていきたいと思います。今年はコロナウイルスの影響で対面での活動ができませんでした。しかし、オンライン上でSNSの運営、さらにクラウドファンディング、YouTubeの撮影など語り尽くせないほど貴重な体験をさせていただきました。今置かれている環境において全力で頑張ることが大切なのだなとしみじみと感じました。僕は元々国際関係に興味があったのですが、今回のインターンを通し、一層世界へ目を向けるようになりました。これからもフレンズのみなさんと関わっていきたいと考えているので、ぜひよろしくお願いします。また、この秋からインターン生や受け入れ機関を支援するNPO法人ドットジェイピーでも活動をはじめました。このような新しい出会いができたのもフレンズでインターンができたからだと思っています。
さて、本題に移りたいと思います。インターンを通し、世界で活躍できるようになりたいと考えた僕は今、スウェーデンへの留学を考えています。(まだ審査が通るかわかりませんが笑)。実際に外国に行き、発達した難民学や政治学を学びたいと考えています。今回は是非、難民問題を熱く語りたいところですが、みなさんが最後まで読んでくれるか心配なので、スウェーデンという国を紹介したいと思います!
スウェーデンという国名を聞いてみなさんどのようことを思い浮かべますか?僕はまっさきにIKEAが浮かびましたね笑。それも相まってなんだかおしゃれな感じがしますよね!?あとは、背が高く、THEヨーロッパ人のような人がたくさんいそう!などでしょうか。僕も最初はそのように思っていたのですが、留学先として調べていく上でスウェーデンという国について意外なことが分かりました。ではこれから3つのことを紹介していきたいと思います。
まず1つ目は、他民族国家であるということです。先ほども述べたように多くの人がスウェーデンにはヨーロッパ系の人がたくさんいるだろうなと思っているでしょう。しかし、それは大きな間違いだそうです。なんとスウエーデン人の20%が東欧、中東、アフリカからの移民なのです!ちなみに日本の移民の割合は2%です。つまりスウェーデンでは5人に1人が外国の背景を持つ人なのです。街を歩いていてTHEスウェーデン人らしき人はあまり見かけないそうですよ。現在の日本における移民の割合は多いとは言えませんが、これから少子高齢化が進み、労働力不足が懸念される日本では移民の受け入れが必須となってきています。多くの日本人が移民、難民の受け入れに疑問を抱いている現状にあるので、スウェーデンの社会体制は日本のお手本になってくれるだろうと僕は思っています。
2つ目は、国民のほとんどが英語がペラペラだということです。スウェーデンの公用語はスウェーデン語なのですが、基本どこでも英語が通じるそうですよ!これはスウェーデン語が話せない僕にとって非常に嬉しいことです。それに対して千葉(私の住んでるところ)で英語を使って話しかけたら多分無視されるでしょうね笑。8月号のブログで長﨑さんが英語教育について書いてくれたように、日本の英語教育はよく問題視されています。なにが違うのでしょうか、環境、教育?その答えを見つけられるといいなと思います。
3つ目は、若者の意識の高さです。先月、衆議院選挙がありましたね。日本では若年投票率の低さが大きな問題となっています。その割合はなんと32%です。それに対してスウェーデンでは81%となっています。選挙に行かないということは、私達若者の声が政治家に届かない事を意味しています。ぜひスウェーデンに行ってその違いが起こる原因を直接確かめ、そこで学んだことを帰国後に活かせたらいいなと思います。
いかがだったでしょうか?最後までお付き合いいただきありがとうございました。このブログを通して、より多くの人に今回書かせていただいたテーマについて興味を持っていただけることを願っています。
次回号もぜひ楽しみにお待ちください。
2021年11月 中島陽人