カンボジア・アンコール小児病院より東日本大震災被災地へのメッセージ
東日本大震災・被災児童支援
私たちは、ラオスやカンボジアを中心に小児医療支援を行っていますが、東日本大震災後、私たちに何か出来ることはないかと話し合いを重ねました。
「アジアの子供たちの幸せを願う団体として何かしたい」
「災害支援に関しては経験がない」
「アンコール小児病院の活動に支障があってはいけない」
「海外から、フレンズが支援の窓口になってほしいとの要望がある」
等々、さまざまな思いや状況を踏まえて検討し、後方支援に徹することを決意。
支援したいとの申し出があった方に信頼できる支援団体を紹介したり、当事務局に届いた義援金を、これもまた信頼できる団体へ寄付したり、地道に支援活動を行いました。
さらに、2013年に初めて直接的な東北支援イベント「ピースアート」を開催。収益は、イラクの白血病の子供支援を行いながら、震災後は福島でも子供支援を行う「特定非営利活動法人 JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)」に寄付しました。
JIM-NET の福島支援活動は、より放射能の影響を受けやすい小さな子供たちを対象とした夏休みサマーキャンプ支援、移動保育支援、食の安全プロジェクト支援、医療相談会の実施、子供にチョコを届けるチョコパーティーの実施等、幅広く展開されています。
今後も私たちは、アジアの子供たちの笑顔のために、必要な支援を行っていきます。