フレンズJAPANブログ

私たちが今年考えたこと2021.12.27

アクセスいただき、ありがとうございます。
2021年も残すところあと僅かになりました。今年は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で当たり前だった日常が失われた一方、延期を乗り越え開催された東京オリンピックでは日本人選手が多くのメダルを獲得し、日本中に笑顔をもたらしてくれました。皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。
学生ブログ2021年ラストは、現メンバー5名が今年考えたことを1人ずつ綴っていこうと思います。

 


 

千葉大学1年の中島陽人です。先月号から引き続き書かせていただくことになりました。今回のテーマは「今年考えたこと、印象的だったこと」ですね。私は自分の大学生活について書こうかなと思います。今年の春から大学生になったのですが、本当に様々な環境が変化しました。一人暮らし、夢のキャンパスライフが始まりました。しかし、初期の方は新型コロナのため、十分に大学へ行けませんでした。そんな中でもインターンやサークル活動など大学生にしかできない貴重な体験をすることができました。

 

つい最近入学したばかりなのにもう12月になっていました。このままだと気づいたら卒業というパターンなので、今しかできなことをもっともっと楽しみたいです。私が特にやってみたいことは、前回もお話した留学と一人旅ですね。あとはフレンズの方とも協力して国際協力にも今よりさらに積極的に携わってみたいです。

 


 

神田外語大学2年の上原礼です。私は今年の4月から大学キャンパスでの授業を再開することができました。昨年は新型コロナウイルスの影響で1年間全ての授業がオンライン授業であったため、思い描いていた大学生活のスタートを上手く切ることができませんでした。また、オンラインに対してマイナスに捉えてしまうことが多々ありました。

 

しかし、オンライン上の外部の活動へ参加が出来たことによって、学校以外の場面でも行動の幅を広げる事ができた一面もありました。特に、アメリカの大学の授業に参加したことと、夏のインターンでフレンズに出会えたことです。2つの活動を通じて、他国の抱える社会的な問題や、時事的な事など、普段から国際的な視野を広げるようになれたと感じています。またオンラインだからこそ、日本とは違った国の授業を体験できたり、実際に現地と繋いで状況を聞いたりすることができました。参加者とコミュニケーションをとるなど、限られた環境下でも出来ることは多数ありましたし、その中で自分の知識の足りなさや目を向けるべき点なども見つけることができたと思います。来年も得たものを無駄にせず、今後の自分の糧として活かせるよう取り組みたいです。

 


 

清泉女子大学2年の翁慧美です。早いもので今年も後少しですね。私はいつも1年あっという間だと感じます!今年もコロナ禍ということもあり、私はあまり思い出が出来ませんでした。しかし、私の学校は今年から対面になり、やっと大学生らしい生活をしてきています。ですが、ここでちょっと問題が。対面授業になったのは嬉しい反面、外に出るのが面倒になってしまいました・・・。外に出ない生活に慣れてしまったので大変でした。また、今年は自分の研究したい題材が決まりました!それは台湾問題についてです。ここでは説明できないのですが気になった方は是非調べてみてください。卒論に一歩近づきました!私はずっと卒業できるか心配なのですが、これからの2年間で、周りの方々に素晴らしいと言っていただけるような卒論を書いていけたらと思います。

 


 

学習院女子大学3年の長﨑仁美です。
私にとって今年1年は成長の年だったのではないかと思っています。私は8月号のブログでも書かせていただいたように、応用言語学のゼミに所属しています。しかし、ゼミで学んだことは応用言語学だけではありません。社会人として身に付けておかなければならない礼儀を教授からたくさん学びました。その中でも私が今年学んだことで一番印象的だったことは、「細かいところまで見ることで信頼が得られる」ということです。

 

例えば、人の名前をきちんと書くという礼儀。皆さん、メンタリスト DaiGo さんをご存知でしょうか。
彼は、初対面の人を仕事ができるかどうかを判断するとき、自分の名前をきちんと書いてくるのかというのを一つの基準にしているそうです。もし細かく名前を調べなかった場合、「DaiGo」と大文字小文字を使い分けて書くことが出来る人は少ないのではないでしょうか。名前をきちんと書くというのは一例にすぎませんが、間違えて書いてしまった場合は失礼に当たり、その人の信頼性を下げてしまう可能性もあります。「名前の表記を間違えただけで!?」と思う人もいるかもしれませんが、小さなことまで見えている人はたくさんいます。私はこれからもっと「細かいところまで見える力」をつけて信頼されるできる人間を目指していきたいと思います。

 


 

東京女子医科大学6年の小松恵です。さて、私にとっては長い学生生活ラストとなった2021年。来春に向け就職活動をしたので、自分の学生生活を振り返り、また将来のことをじっくり考える時間が多かったように思います。その中で、多くの素敵な人々との出逢いに恵まれた学生生活だったということに気が付きました。

 

6年間活動した陸上部では、身体能力が高いだけでなく、強い精神力を持った先輩方に出逢うことができました。辛い練習も継続することで、なんとかこなせるようになりました。自分の限界は案外、自分が決めてしまっているのかもしれない、気持ちが負けなければまだまだ前に進めるのかもしれないと、先輩方の頼もしい背中が、気づかせてくれました。

 

臨床実習が始まってからは、体調が悪いにもかかわらず、私の勉強のためにご協力くださった患者さん達との出逢いがありました。「腕の良い名医は沢山いるかもしれないけれど、患者に寄り添える良医は少ない。あなたには良医になって欲しい。」学生の立場では毎日病室でただお話を聞くことしかできず、申し訳なさを感じていた私にかけてくださった言葉です。もし将来、忙しい日々に飲み込まれそうになったとしても私を導いてくれると思います。

 

ここフレンズでの出逢いもかけがえないものです。インタビューもさせていただいた、杉下先生のご紹介で赤尾さんや永野さんと出逢い、この学生ブログを通して年齢も専門も違う仲間たちに出逢うことができました。毎月のミーティングや、それぞれが心込めて書くブログに毎度毎度考えさせられるものがありました。同じ大学生という立場でも、それぞれ学びたいことや将来への考え方が異なることを知り、自分の当たり前が当たり前でないことを改めて実感しました。

 

何かお手伝いできることはないかと始めたフレンズでの活動ですが、振り返ると新しい気づきや学びを与えてもらってばかりでした。ここで得たことを自分の力に変えて、医師として還元するために何ができるか考えていきたいです。

 


 

さて、12月号は少し長くなってしまいましたが、私たちの気持ちが少しでも読者の皆様に伝わればと思います。来年以降、さらに新メンバーを迎えパワーアップしていく予定です。引き続き学生ブログをご覧いただけると嬉しいです。

 

それでは良いお年をお迎えください。   

 

2021年12月 学生ブログメンバー 一同

 

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