活動レポート

LFHC:病院だより2021.07.21

ラオス

患者統計

 

ロックダウンや移動規制により4月以降の来院患者数に減少が見られましたが、6月には戻りはじめてきました。6月の来院患者数は1,745名、入院患者数192名、新生児患者数34名、救急患者数723名でした。入院病棟は、満床の状況が続いています。

 

ラオスにおけるコロナ感染者は、日々増え続けている状況で、7月21日時点で感染者総数3,863名と発表されています。(在ラオス日本国大使館より)

 

ラオ・フレンズ小児病院では、継続して新型コロナウイルス感染症の感染予防及び拡散防止対策を実施。マスク越しの笑顔で子供たちのケアにあたっています。

 

 

 


 

患者ストーリー

 

 

NHK WORLD-JAPAN 『Side by Side』で放送された映像の中で、骨肉腫を患い、緩和ケアを受けているNee Thongちゃん(Neeちゃん)が紹介されました。アウトリーチチームがフォローアップを行っていた患者さんです。

 

進行した骨肉腫で、LFHC来院時には既に手術で取れる状況ではありませんでした。ご家族と話し合い、自宅での緩和ケアを行うことになりました。病状の進行は予想以上に早く、これからの緩和ケアで何ができるだろうかとチームでケア企画を練っていた最中、Neeちゃんの訃報が届きました。

 

ご両親から、Neeちゃんが亡くなる前に一つの物語を書き(描き)残していることを聞き、字が読めなかったご両親にスタッフが物語の内容を伝えました。何を思いこの物語を残したのか。その真相は誰も分かりませんが、誰もの心にNeeちゃんは強く残りました。

 

▼Neeちゃんのストーリーはこちらから▼

https://fwab.jp/report/report_nee-thong/

 

▼NHK WORLD-JAPAN 『Side by Side』▼

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/sidebyside/20210303/2037074/

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